10月はオリオン座流星群
10月に入り紅葉が日に日に色づき、空気はいっそう澄んで青空が美しい季節となりました。
10月の摩周湖星紀行見どころをお知らせします。
りゅう座流星群|10月9日未明
りゅう座流星群は、知名度は高くないが13年周期で非常にたくさん流れ星が見られる流星群。前回の周期は2011年なので、次回は2024年ということになります。
2018年は、新月で月の影響がなく観測条件としては良いが、1時間に数個程度の流れ星が見られるでしょう。
11月に極大を迎える「おうし座流星群」がすでに活動期(9/25~11/25)に入っており、空も清んでいるため、ツアー中に流れ星を見る機会が増えています。
オリオン座流星群|10月22日未明
2018年のオリオン座流星群は、ほぼ満月(月齢13)に当るため観測条件はあまり良くないです。極大時刻は午前2時ごろ。月の入りが3時ごろになるので、深夜から夜明け前なら条件は良さそう。
とはいえ流星群。空の条件が良い場所であれば、1時間に5~10個程度見られるようです。
オリオン座はとても見つけやすい星座なので、東の空にオリオン座が昇ってくる21:00過ぎくらいからチャンスです。
冬のダイヤモンド|10月下旬
夏の大三角に対して、冬は大六角。1年でもっとも1等星の多いのは冬の星座。全部で7つあります。冬の星座がすべて姿を見せるのは23:00ごろから。
冬の大六角はその形が宝石の様に見えることから、別名を「冬のダイヤモンド」と言います。
すでに冬の星座である「ぎょしゃ座のカペラ」と「おうし座のアルデバランとすばる」が姿を見せています。10月の後半には「ふたご座のボルックス」と「オリオン座のベテルギウスやリゲル」が姿を見せてくれます。
月と火星の接近|10月18日
7月末に地球に大接近し赤く輝いていた火星も、少しずつ離れています。とはいえ、秋の星座には明るい星が少ないため、今でもひと際明るく見えるのが火星です。
10月18日には月と火星が接近し並んで見えます。月の大きさは半月くらい。
羅臼沖のイカ釣り漁船の漁火
秋は摩周湖から羅臼沖の漁火のあかりを見ることができます。
摩周岳の左手の奥には町は存在せず、たどっていくと海に出てしまいます。ちょうどそこでやっているのが、イカ釣りの漁火なんですね。肉眼では明るく見えるだけですが、写真に撮るとたくさんの光の点に見えます。
最後に
今回はイラストで表示してみました。実際の星空はこちら。
秋から冬にかけては天候が安定し晴天率も高くなってきます。満天の星が見られる日が多くなりますよ。
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